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二つの規格


今製作している業務用の焼き鳥器はあれこれやってるうちに焼き鳥器本体の遮熱と蓄熱を行う器具になりました。

こういうのを何て言うのかな?

外に対しては遮熱、中に対しては蓄熱や保温あるいは放熱といった効果がある。

時間の経過と共に蓄熱されたものは外へも放熱されて行くけど、その熱量は中の熱量の比ではないです。

当初は遮熱を目的として製作を開始したけど、こうして出来上がった物を眼の前にしてみると遮熱というより蓄熱、保温、放熱を効率的に行う焼き鳥器に対してのブースター的な器具になってます。

外に対してよりも中の燃焼効率を上げる製品になっている訳です。

もちろん遮熱効果が無いという事じゃなくてそれよりも燃焼効率の方がはるかに勝ってるって事なんだけど、製作者としては「こんなん出来ましたけど~」(大阪弁で言ってねw)って感じです。

名前決まってないので仮に焼き鳥ブースターって呼びます。

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さて、開発指針として挙げた3つ


  1. 全体の重量があまり重くならないようにする。

  2. ダメージを受けた耐火煉瓦を交換出来るようにする。

  3. 焼き鳥だけでなく、魚や貝なども焼ける様にアダプターを考案する。

これをクリアしたのが今作ってる物でほぼ完成の状態なんだけど、これは耐火煉瓦の寸法に合わせて(縛られてという言い方もできる)製作した物だからブースターの中に入る焼き鳥器本体は新たな寸法で新しく作らなくちゃならない。(作るのが面倒だと言ってるんじゃないですよ(笑)

実際には焼き鳥器というよりは炭火焼き器と言った方が良い様な寸法になっていて居酒屋さんには向いているかも知れないとも思うし良い物だとも思う。

(じゃ何なのヨー その歯に裂きイカが挟まった言い方はw!)


はい、そこでタイトルの二つの規格なんですけどね。

規格寸法には耐火煉瓦のともう一つうちの会社で作ってる焼き鳥器の規格寸法があるんですよ。

だからこの焼き鳥器の規格寸法に合わせたブースターも作ってみないといけないなと思ってるところです。

相談受けた居酒屋さん、もう少し待ってくださいね。

両方とも使ってみて頂こうと思ってますので。